2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫の戴冠』 光魚は絵の勉強を本格化。シータは失われた「我らが王都」の発見と再建に乗り出す! 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第5弾。 平凡な大学 […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫と調教師』 めくるめく禁断の愛に、ますます飲み込まれて行く光魚・・・ 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第4弾。中編2編です。 星川光魚は、庶民的 […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫の陰謀と純愛』 シータが人型四郎に変身して、猫思考のまま、光魚と一緒に大学に通う! 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第3弾。 ヒョウサイズの黒猫シー […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫のしつけ方』 光魚は、ついに、巨猫シータ(人型のときは四郎)のつがい相手として公認され!? 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第2弾。 平凡な男子大 […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫』 住み込みバイトでいった先にいたのは、ヒョウサイズの巨猫3頭!? 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第1弾。 主人公の名は、星川光魚(ほ […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon ◆まとめ まとめ:秋月こお『王様な猫』シリーズ なぜか動物に好かれる男、光魚と、人間に変身できる巨猫たちの、荒唐無稽・抱腹絶倒なBLシリーズ! 星川光魚(ほしかわみつお)、19歳、中レベルの大学経済学部の学生。 ふつうレベルの家庭に育ち、庶民的な経済感覚とふつうに常識 […]
2018年2月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 出久根達郎『猫の縁談』『猫阿弥陀』 『猫の縁談』 出久根氏は古本屋さんです。 最近流行の、アルバイトの高校生が何でもかんでも定価の半額で売っているような、そんないいかげんな古本屋さんではありません。 一冊一冊を吟味して価値を見極めてから売買す […]
2018年2月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 足立和葉『晴明ふしぎ草子』 副題『妖しの子、黄昏に目覚める』。 時代小説だが、内容はまったくのマンガと思ってください。 舞台は平安時代。 しかし人物達の言葉遣いも、反応も、まったくの現代風です。 主な登場人物も、歴史上の有名人ばかり。 […]
2018年2月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(海外) ウェストール『猫の帰還』 猫は、「大切な人」と再会するために何マイルも・・・。 猫にまるでテレパシーのように驚異的な飼い主追跡力があることは、科学的にも実証されている。 この小説は、実在した猫、ロード・ゴートの話に基づき、事実と創作 […]
2018年1月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(海外) シートン『裏まちのすてネコ』 勇敢で美しいキティ。ある野良猫の波乱万丈な一生。 この話は、昔々に原書で読んだ記憶があるのです。 なのに、今手元にその本がないということは、多分図書館で読んだのだと思いますが、その昔の記憶と、今手元にある「 […]
2018年1月15日 / 最終更新日時 : 2023年7月11日 nekohon 小説(猫番外編) 三島由紀夫『命売ります』 命拾いした男が考えた商売。 彼は精励なまじめな社員だった。 ところが、ある日のこと。 彼が読んでいた新聞の間にゴキブリが潜り込んだ。 すると、読もうとする活字がみんなゴキブリになってしまい、なぜかその瞬間、彼は世の中の仕 […]
2018年1月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 笙野頼子『東京妖怪浮遊』 なんとも独特な雰囲気の小説。 東京に出てきて自由業の一人暮らし、女も40になると「妖怪」に変化してしまうそうな。 主人公は単身妖怪ヨソメ。売れない作家。 ヨソメの同居家族は一見普通の猫・ドラ。でもこの猫、実 […]
2017年12月28日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 菊池秀行『ニャンコ、戦争へ』 絵:平松尚樹(ひらまつ ひさき)。衝撃の寓話的絵本。 菊池秀行氏は、エロスとバイオレンスの作家だそうだ。 ホラー映画にも詳しく、また大変な銃器マニアとして知られているそうな。 ・・・となれば、私の嗜好とは程 […]
2017年12月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 沼田まほかる『猫鳴り』 猫三部作。 第一部は、かなりつらい部分がある。 猫サイト歴が長いと、つい、捨てられた子猫がいたら保護するのが当然と思ってしまいがちだが、世間一般の常識はまだそうではないのだろう。むしろこの本の登場人物のような考え方の方が […]
2017年12月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 山川とおる『エリザベス』 副題:『現代版「吾輩は猫である」』。 特に筋のない小説・・・猫の目を通してバブル経済に毒された現代日本の世相を風刺的に観察したもので、ヘアー・ヌードやストリップのような猥褻な話題を主に扱ってみた 作者まえが […]
2017年12月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫の小説(日本) 吉行理恵『小さな貴婦人』 思い出すのは、ある色の猫のことばかり。 チャコールグレーの猫をめぐる女達の話。 その猫は、もういない。 老詩人の猫は33年も前に死んだ。作家の猫も死んだ。郵便局職員の猫は行方不明になった。 しかし今でも、3 […]
2017年12月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫の小説(海外) ハウイー『恋人はタキシードを着たネコ』 雪深い山荘で、猫たちだけを相手に。 “私”は離婚し、雪の中の山荘へと旅立つ。 2匹の猫たちだけを連れて。 雪に閉ざされた小屋で、ネコのヴィニーは人語を語り出す。 さらにシロクマのサイモンも加わって、不思議な […]
2017年12月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫の小説(日本) 平出隆『猫の客』 木山捷平文学賞受賞。 その猫、チビは、夫婦の飼い猫ではなかった。 夫婦はこの離れに引っ越したとき、子供はつくらないことと、ペットは飼わないことを約束していた。 チビは正式には隣の、男の子のいる家の飼い猫だった。 が、なぜ […]
2017年12月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫の小説(日本) 根本竜生『猫戦争膝栗毛』 日本猫軍、対、日本人間軍? 4月1日のエイプリル・フールに国連で提出された「世界戦争および紛争撤廃条約締結案」。 大多数の国がハッピージョークと勘違いし、うっかり賛成してしまったから、さあ大変。 世界中のど […]
2017年12月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫の小説(日本) 野村桔梗『その猫に何が起こったか?』 誘拐された猫の身代金として1千万円を払ったのに・・・。 小説を読む重要な動機のひとつにカタルシスというものがあると思う。 しかし、この小説はいくら読んでもカタルシスにはほど遠い。それどころか、どよんと黒くて […]
2017年11月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 小説(猫番外編) 星野智幸『われら猫の子』 表紙の猫がとても美しいが。 タイトルは「われら猫の子」だし、カバーの絵もきれいな猫たちの絵で、さぞ猫がでてくるだろうと期待したのですが、違いました。 収録されている11編の短編のうち、猫が出てくるのは表題に […]
2017年11月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 小説(猫番外編) アナトール・フランス小説集12『やせ猫』 「やせ猫」という名前の場末のカフェでの話。 猫はまったく出てきません。 「やせ猫」という名前の場末のカフェに集まった人達の話です。 まだ世界的に植民地が残っている時代ならではの話です。 あ、フランスという国 […]
2017年11月28日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫エッセイ(海外) ミシュレ『猫:猫と歴史家と二度目の妻』 150年以上前、フランスでは猫はどんなふうに飼われていたか。 歴史家ジュール・ミシュレの2度目の妻が残した「膨大な原稿や覚え書きの類を、ガブリエル・モノが整理・編纂して刊行した」本を原本とし、「その第一部の […]
2017年11月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫の小説(日本) 南條竹則『猫城』 猫町に迷い込んだ男が出合う不思議。 生まれは裕福な御曹司、が、お決まりの道をたどって、すっからかん。 文字通りの一文無しとなったとき、猫に誘われてある温泉町に着く。 そこは、猫町。 なぜか宿代は猫が工面して […]
2017年11月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫の小説(日本) 保坂和志『明け方の猫』 猫になってしまった男。 ふと目覚めると、猫になっていた。 いや、正確には、夢の中で猫になっていた。これが夢の中の出来事だということも、はっきり自覚している。それにしてはあまりにリアルな感覚ではあるが。 彼は […]