2022年10月20日 / 最終更新日時 : 2022年10月20日 nekohon 猫の小説(日本) 重松清『さすらい猫ノアの伝説』 〈おめでとうございます!あなたのクラスはノアに選ばれました!〉。 不思議な黒猫ノアと、小学生たちの物語。 あらすじ 本では、ノアの短編小説が2編収録されています。 勇気リンリン! 健太は、黒猫の首にまかれた風呂敷をほどい […]
2022年9月8日 / 最終更新日時 : 2022年9月8日 nekohon 猫の小説(日本) 夏川草介『本を守ろうとする猫の話』 突然現れた不思議な猫の要求は?。 孤独な高校生と本と猫のファンタジー小説。 あらすじ 夏木林太郎は無口な高校生。幼いころに両親が離婚、母も若くして死に、祖父と暮らしていた。 が、その祖父まで死んでしまった。遺産と云えば、 […]
2022年8月27日 / 最終更新日時 : 2022年8月27日 nekohon 猫の小説(日本) ひずき優『書店男子と猫店主の平穏なる余暇』 未消化の『記憶』を解読していくと・・・。 外見はどう見ても猫だが、実態は「獏(ばく)」?そう、あの、夢を食べるという動物。ただし、夢の中に含まれる『記憶』部分だけは消化できない・・・ 『書店男子と猫店主の長閑なる午後』の […]
2022年8月27日 / 最終更新日時 : 2022年8月27日 nekohon 猫の小説(日本) ひずき優『書店男子と猫店主の長閑なる午後』 どこからどう見ても猫だけど、実は・・・。 鋼色の猫が店主? あらすじ 賢人(けんと)は絵本作家。大学在学中に大きな新人賞をとったものの絵本だけでは生活できず、バイトを掛け持ちしてなんとか暮らしていた。 そんな彼を嘘のよう […]
2022年4月29日 / 最終更新日時 : 2022年4月29日 nekohon 猫の小説(日本) 矢崎存美『NNN(ねこねこネットワーク)からの使者 猫は後悔しない』 シリーズ第四作。「NNN」=猫好きの間で密やかに囁かれている謎の組織[ねこねこネットワーク]。 真澄は孤独だった。仲の良い家族と信じていたのに。いまだになぜ離婚されたのかわからない。なぜ夫ならず子ども達まで離れていったの […]
2022年4月29日 / 最終更新日時 : 2022年4月29日 nekohon 猫の小説(日本) 矢崎存美『NNN(ねこねこネットワーク)からの使者 毛皮を着替えて』 シリーズ第三作。「NNN」=猫好きの間で密やかに囁かれている謎の組織[ねこねこネットワーク]。。 「毛皮を着替え」た猫達のお話です。 第一話 泣いてもいい 「ペットロス」なんて言葉は自分とは無縁だと思っていた男は・・・ […]
2022年4月29日 / 最終更新日時 : 2022年4月29日 nekohon 猫の小説(日本) 矢崎存美『NNN(ねこねこネットワーク)からの使者 あなたの猫はどこから?』 シリーズ第二作。「NNN」=猫好きの間で密やかに囁かれている謎の組織[ねこねこネットワーク]。 NNNは、今日も猫達を救うため、暗躍しています。 あらすじ 第一話 聞こえなかった声 支配的な親にどっぷりと依存されたまま、 […]
2022年4月29日 / 最終更新日時 : 2022年4月29日 nekohon 猫の小説(日本) 矢崎在美『NNN(ねこねこネットワーク)からの使者 猫だけが知っている』 シリーズ一冊目。「NNN」=猫好きの間で密やかに囁かれている謎の組織[ねこねこネットワーク]。 たとえば、ペット禁のマンションに住んでいた男。見かけた猫に何気なく持っていたパンをあげ、翌日も待っていたのでまたパンをあげ、 […]
2022年2月3日 / 最終更新日時 : 2022年2月3日 nekohon 野生動物(世界) ローリングズ『仔鹿物語』上・下 児童文学の最高傑作のひとつ。孤独な少年と、子鹿と、「生きる」という意味。 アメリカの南北戦争が終戦して、数年後。フロリダの原生林の奥深くに、貧しい開拓民一家が住んでいた。12歳の少年、ジョディと、その両親だった。 父親の […]
2021年9月19日 / 最終更新日時 : 2023年1月31日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 松尾由美『ニャン氏の事件簿』 アロイシャス・ニャン氏は、実業家で投資家で童話作家で、しかも、探偵?。 もともとはさる資産家と起居をともにするパートナーとして、晴れた日には日向ぼっこ、雨が降れば鼠のおもちゃを追いかけてノンキにくらしていたそうな。ところ […]
2021年8月11日 / 最終更新日時 : 2021年8月17日 nekohon 猫の小説(日本) 小手鞠るい『猫の形をした幸福』 「幸福はここに、わたしたちの膝の上に、在る。けれど―――。」 わたしは、日系アメリカ人の男性・未知男と日本でお見合い後、すぐに結婚し、アメリカで暮らすことになった。まだよくは知らない男と、ぜんんぜん知らない場所での生活。 […]
2020年10月11日 / 最終更新日時 : 2020年11月10日 nekohon 猫の小説(海外) ウェルズ『通い猫アルフィーのめぐりあい』 通い猫アルフィーシリーズ第6弾。新しい家族は、なんと、子犬!? 大切なガールフレンド・タイガーを亡くしたアルフィーは、なんとか立ち直りつつあった。エドガー・ロードはここのところ平和で、アルフィーの家族たちに […]
2020年8月15日 / 最終更新日時 : 2022年4月20日 nekohon ◆まとめ まとめ:『通い猫アルフィー』シリーズ アルフィーは灰色の雄猫。幼少時代は、高齢の飼い主マーガレットと、実の姉のように慕っていたアグネスに守られて、幸せに暮らしていた。しかし、まずアグネスが、つぎにマーガレットが老衰で逝ってしまうと、アルフィーは野良猫に。苦労 […]
2020年8月15日 / 最終更新日時 : 2020年11月10日 nekohon 猫の小説(海外) ウェルズ『通い猫アルフィーの約束』 通い猫アルフィーシリーズ第5弾。隣に越してきた人の飼い猫は、ハナちゃん、三毛猫、日本出身! 長く空き家だった隣に、新しい家族が引っ越してきた。さっそく偵察に出かけるアルフィー。猫好きな家族ならいいな、新しい […]
2020年8月15日 / 最終更新日時 : 2020年11月10日 nekohon 猫の小説(海外) ウェルズ『通い猫アルフィーと海辺の町』 通い猫アルフィーシリーズ第4弾。 クレアは思いがけず、海辺の家を相続してしまった。子供のころの思い出にあふれた、大きな家。ロケーションも最高。ただし、古くて、長年空き家だったため、全面的な修理が必要。 そん […]
2020年8月15日 / 最終更新日時 : 2020年11月10日 nekohon 猫の小説(海外) ウェルズ『通い猫アルフィーとジョージ』 通い猫アルフィーシリーズ第3弾。 アルフィーは前作で猛烈に初恋したスノーボールと、晴れて相思相愛の仲となった。田舎でのバカンスを心から楽しむ2ニャン(もちろん人間の2家族と一緒に)。 ところが、良いことは長 […]
2020年8月15日 / 最終更新日時 : 2020年11月10日 nekohon 猫の小説(海外) ウェルズ『通い猫アルフィーのはつ恋』 通い猫アルフィーシリーズ第2弾。 クレアとジョナサンは結婚し、ジョナサンの家に一緒に住むことになった。 フランチェスカの家族は、それまでの狭いフラットから、夫トーマスのレストランの二階へ引っ越した。新居は頑 […]
2020年8月15日 / 最終更新日時 : 2020年11月10日 nekohon 猫の小説(海外) ウェルズ『通い猫アルフィーの奇跡』 「通い猫」とは、ふだんは一箇所で暮らしているけれど、入れてもらえる他の家も確保してある猫のこと。。 アルフィーは、先輩猫アグネスと、やさしい飼い主マーガレットに守られて、何不自由なく暮らしていた。その日まで […]
2020年5月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫の小説(海外) リン・トラス『図書館司書と不死の猫』 永遠の生命を獲得した2匹の猫と、続く不審死。 「わたし」は、元図書館司書。最愛の妻を亡くしたばかりだ。傷心のあまり、妻の愛犬と一緒に、海辺のコテージで休暇を過ごしていた。 何気なく持ってきたノートパソコン、 […]
2020年4月14日 / 最終更新日時 : 2022年10月20日 nekohon 猫の小説(日本) 万城目学『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』 かのこちゃんの家に突然現れたアカトラの猫。 かのこちゃんは、小学校1年生になりました。つい最近まで自分の親指を一日中ちゅうちゅう吸っているような幼児だったのに。 かのこちゃんちには、柴犬の玄三郎がいます。も […]
2019年12月14日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 想像上の動物、UMAなど 上橋菜穂子『鹿の王』上・下 副題:上巻「生き残った者」、下巻「還って行く者」。壮大なファンタジー。 本屋大賞第一位、累計100万部突破というベストセラー。そりゃもう、面白いったら何の! 強大な東呼瑠(ツオル)帝国が、勢力をどんどん拡大 […]
2019年9月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫の小説(日本) 香月日輪『ねこまたのおばばと物の怪たち』 薄暗い竹藪の鳥居をくぐると・・・。 柏木舞子、小学校5年生。お母さんが亡くなって、やがて、お父さんは再婚した。新しいお母さんと仲良くなろうと、しばらくは頑張っていたけれども、弟ができて。 お母さんはもちろん […]
2019年7月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月20日 nekohon 猫の小説(日本) 西加奈子『きりこについて』 きりこは、ぶすである。 文豪・夏目漱石の『猫』の出だしは超有名だ。「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」 西加奈子氏の『きりこについて』の出だしも、同じくらい衝撃的だ。 きりこは、ぶすである。 page5 た […]
2019年5月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫エッセイ(日本) 笙野頼子『愛別外猫雑記』 猫恐怖症だったのに、野良猫8匹の世話をするはめになった作家。 著者は元々、30代後半まで猫恐怖症だったそうだ。 ただ、たまたま、友達になった相手が猫だった。先住猫のドーラと、最近逝ってしまったキャト。猫達の […]
2019年3月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 松原真琴『そして龍太はニャーと鳴く』 100年以上生きてきた不思議な猫。 その猫の名は、 『私はフェリス・カートゥス。猫の中の猫という意味で、自らを学名で呼ぶのだ』 page18 白い美しいオス猫。人語を解すばかりか、読むこともできます。 飼い […]