2018年9月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 古典・伝承文学 柳田国男『日本の昔話』 猫の話は残念ながら少ないが。 秋の夜長に囲炉裏端で、代々お婆さんが孫達に話して聞かせてきたような、珠玉の昔話たち。 しかし日本の家庭や生活習慣が変化するにつれ、昔話は、語り継がれるものから、本で読むものに変 […]
2018年9月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 猫マンガ くまくら珠美『猫又指南』 その猫は、コレステロール値が高くて、耳の聞こえない、デブな白猫(10kg近い)だった・・・。 表紙の絵を見て、アレこの作風、妙になじみがあるけど、どこで見たマンガだったかなあ?としばし頭をひねり、・・・ 昔 […]
2018年9月2日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 猫マンガ 布浦翼『ぴくぴく仙太郎』 ベストセラーのウサギ+猫マンガ。 主人公は、ウサギの仙太郎。 イラストレーターのばくちゃんと暮らしています。 仙太郎とばくちゃんの毎日を描いた、ほのぼのマンガです。 ウィキペディアによりますと、「『BE・L […]
2018年9月2日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 古典・伝承文学 フランス民話『狐物語』 フランスで800年も語り継がれた悪賢いキツネの話。 この本を「(猫の)古典・伝承文学」にジャンル分けするのは無理があるのだが、あまりに有名な民話なので他のジャンルへの分類は思いつけず、ご了承願いたい。 脇役 […]
2018年9月2日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 古典・伝承文学 ペローとグリムの『長靴をはいた猫』 『長靴をはいた猫』として世界中に広く知られている話は、ヨーロッパに古くから伝えられた伝承童話を元としています。 似たような話がヨーロッパのあちこちに流布していたと考えられます。 それを、ドイツではグリム兄弟 […]
2018年8月31日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 猫の小説(海外) ティーク『長靴をはいた牡猫』(戯曲) ドイツ・ロマン派作家が、あの猫を舞台化。 「小説(海外)」に分類しているが、正確には「戯曲」である。 ご存じ、民話「長靴をはいた猫」をベースとしたもの。 風刺に満ちたティークらしい作品だ。 舞台の上で舞台を […]
2018年8月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 猫写真集 岩合光昭、他『海ちゃん』 副題:『ある猫の物語』。 今やすっかり有名人となった、岩合さんの写真集。 文庫サイズの写真集でありながら、当時の猫愛好家の間では大評判となりました。 「海ちゃん」と書いて「かいちゃん」と読みます。 拙サイト […]
2018年8月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 猫エッセイ(日本) フジ子・ヘミング『ピアノがあって、猫がいて』 聴覚障害者でありながら世界的ピアニストのフジ子さんは、猫たちとともに。 フジ子・ヘミングさんはピアニスト。 10代の頃に右耳の聴覚を失い、左耳の聴覚も今は健聴者の40%しかありません。 まるで現代版ベートー […]
2018年8月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 野生動物(日本) 『カエル・サンショウウオ・イモリの オタマジャクシハンドブック』 両生類の子供たちに焦点を当てた図鑑。 世界にはおよそ5400種のカエルと560種のサンショウウオ・イモリが知られていて、そのうち、日本にはそれぞれ、38種5亜種と、23種がいるそうです。 本書ではそのうち、 […]
2018年8月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon イヌ 遠藤周作『狐狸庵動物記』 「わが最良の友動物たち」文庫本発行化による改題。 狐狸庵先生こと、遠藤周作氏は、幼い頃、満州は大連に住んでいた。 孤独な狐狸庵、否、周作少年にとって、唯一の話し相手は黒い満州犬だった。名前はクロといった。学 […]
2018年8月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 猫エッセイ(日本) 河合隼雄『猫だましい』 ユング派心理学者による、猫本の解説。 河合隼雄氏は心理療法家。ユング派心理学についての本を始め、多数の著作がある。 私が河合氏でまっさきに思い出すのは『昔話の深層』という本だ。グリム童話をユング派心理学で見 […]
2018年8月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 野生ネコ科を知る 小原秀雄『ライオンはなぜ『人喰い』になったか』 丸々一冊、ライオンについて書かれた本。 ライオンや野生ネコ科に興味のある人には必読の書だ。 第一章は『ツァボの人喰いライオン』。 あまりに有名な二頭の雄ライオンたちの物語である。 1898年、イギリス植民地 […]
2018年8月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 野生動物(日本) 現代日本生物誌3『フクロウとタヌキ』 なぜフクロウとタヌキなのか? 「現代日本生物誌」シリーズでは、『一見結びつきがなさそうな』二つの生き物を取り上げて各巻のタイトルとしている。 その理由は、 『対比することによって、一つの生き物を取り上げただ […]
2018年8月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 家畜、ペット 川道武男『ウサギがはねてきた道』 ウサギちゃんは、耳が長いだけではない! ウサギは、とても身近な動物です。 学校で飼育されている動物といえば、まず思い浮かべるのがウサギです。飼育係に立候補してお世話した経験がある方も多いでしょう。 公園や「 […]
2018年8月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 家畜、ペット 栗田奏二『うし小百科』 ウシのこと、皆さん、どれほどご存知ですか? 平成21年(2009年)、明けましておめでとう! 今年は丑年。ってわけで、牛の本のご紹介。(注:書評掲載時) 現代日本人で、牛のお世話になっていない人なんて皆無だろう。 ナニ、 […]
2018年8月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 恐竜、古代生物 長谷川善和『フタバスズキリュウ発掘物語』 副題:『八〇〇〇万年の時を経て甦った首長竜』。 2006年に「フタバスズキリュウ」がようやく、正式に論文発表され学名がついたと聞いたとき、私は椅子からずり落ちそうになるほど驚いた。 あのフタバスズキリュウが […]
2018年8月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 野生ネコ科を知る 関啓子『アムールトラに魅せられて』 ユーラシア・ブックレット No.144 『極東の自然・環境・人間』。 わずか63ページの、薄いリーフレットである。だから書評対象本として取り上げるべきかどうか、一瞬迷ったけど、内容のレベルは高く、下手に立派 […]
2018年8月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 野生ネコ科を知る 小原秀雄『猛獣もし戦わば 地上最強の動物は』 もしライオンとトラが戦ったら、勝つのは?。 私が持っているのは一番古い版。文庫本より一回り小さい、かわいらしい本だが、今は絶版。 その後、最新版では1993年に済堂出版から文庫で発行されたようだが(ISBN […]
2018年8月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 猫の映画・DVD 映画『Barbie and the Three Musketeers(バービーと三銃士)』 猫のミエットちゃんが可愛いバービーアニメ。 ご存じバービー人形のアニメ化。 舞台は17世紀のフランス。 主人公の名はコリーン。17歳になったばかりの夢見る女の子。 デュマの名作「三銃士」が底にあるが、もちろ […]
2018年8月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 猫写真集 Silvester『CATS』 大判の洋書 英語ですが、写真が主なので、読める必要はありません。 (私も日本の本屋の店頭で見つけて買いましたし) ギリシアの島で暮らす猫達。 昔からの、猫と人間の自然で良好な関係が保たれている聖域。 猫は・ […]
2018年8月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 猫写真集 Silvester『Loving in the Sun』 地中海に浮かぶ島で撮られた猫達。 多分、ギリシア。 説明文はありません。冒頭に見開き2ページで文章があるだけです。 それによると、この写真集は 『・・・猫の母としての愛、そして、猫の親子の見事ですてきな結び […]
2018年8月22日 / 最終更新日時 : 2020年11月11日 nekohon 猫マンガ 桜井海『おじさまと猫』第1巻~第4巻 ちょっと模様がユニークだっただけで、売れ残ってしまった猫。 子猫はたちまち、成猫に育ってしまいました。大きくなるにつれ、価格は下げられ、それでも誰も・・・ 「ブッサイク」「ハナクソ付いてる――」(注:模様で […]
2018年8月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 猫マンガ いさやまもとこ『ねこモコぐうすか』『ねこモコぽかぽか』 猫も人も、生きている子もお空に行った子も、ふつうに話し合っているマンガ。 【推薦:まり様】 『ねこモコぐうすか』『ねこモコぽかぽか』 猫は喋るし、モコちゃん(作家)は裸だし、猫の名前も「うんこちゃん」だし・ […]
2018年8月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 恐竜、古代生物 ディクソン『新恐竜』 副題:『絶滅しなかった恐竜の図鑑』。 恐竜が、6500万年前に絶滅したことは、誰でも知っている。 でも誰だって一度は空想したことがあるだろう。 もし、絶滅しなかったら? もし恐竜たちがまだ生きていたら? ド […]
2018年8月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 想像上の動物、UMAなど ディクソン『アフターマン』 副題:『人類滅亡後の地球を支配する動物たち』。 荒唐無稽な空想と、抱腹絶倒なデザイン、奇想天外な遊び心を、科学という調味料で味付けし、こってり豪華なフルコースに仕上げた、それが、ディクソンの『アフターマン』 […]