2018年5月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) オコンネル『アマンダの影』 氷の天使マロリーシリーズ。 ニューヨーク市警巡査部長マロリーが、何者かに殺された!? いや、殺されたのはマロリーの服を着た金髪女性。その唯一の目撃者は飼い猫ノーズ。 一方、マロリー&バトラー事務所には、超能 […]
2018年5月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 大原まり子『一人で歩いていった猫』 第6回ハヤカワ・SFコンテスト受賞作。 これはかつて「猫」と呼ばれた人間の物語である。 猫は比類無き知性に恵まれていたが、おおかた先祖は地球産の猫だったので、外見は直立二足歩行の化け猫といったところだった。 […]
2018年4月4日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 斉藤洋『ルドルフともだちひとりだち』 ルドルフ、ついに岐阜へ帰る決心をするが・・・ 続『ルドルフとイッパイアッテナ』。 野良猫のボス、イッパイアッテナ。 飼い猫のブッチー。 元は宿敵、今は仲良しのブルドッグ、デビル。 それから、黒い子猫、ルドル […]
2018年4月4日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 斉藤洋『ルドルフとイッパイアッテナ』 迷子の子猫ルドルフ、大猫イッパイアッテナに出合う。 ルドルフは、真っ黒な子猫。 小学生のリエちゃんと、リエちゃんのお父さんとお母さんと暮らしていました。 お隣のお姉さんとも仲良し。 お姉さんは、ロープウェイ […]
2018年3月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 薄井ゆうじ『天使猫のいる部屋』 電子猫とは?。 1996年、「たまごっち」が爆発的に流行した。1999年にアイボが市販された。この本は、それらの電子(機械)ペットを先取りする内容で、1991年に発表されている。 グラフィックデザイナーの「 […]
2018年3月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 詩歌・短歌・川柳 T.S.エリオット『キャッツ』 あのロング・ラン・ミュージカル「キャッツ」の原作。 副題『ポッサムおじさんの猫とつき合う法』。 T.S.エリオットは、アメリカ生まれの詩人で、批評家としても名高い。 1948年にはノーベル文学賞を受賞。文学 […]
2018年3月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) クラフト・エヴィング商會プレゼンツ『猫』 井伏鱒二、大佛次郎、谷崎潤一郎、他。11人の作家たち。 一昔前の、まだ猫たちが自由に外を闊歩し、人と猫の関係がおおらかだった頃の作品を集めた短編集。 まだ私は生まれていなかった頃の話も多いのに、なぜかどれも […]
2018年3月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫エッセイ(海外) マイロン『図書館ねこデューイ』 副題『町を幸せにしたトラねこの物語』 1988年1月18日は、とてつもなく寒い朝だった。 その寒い寒い朝、金属製の返却ボックスの中に、その子猫はいた。 アメリカ・アイオワ州北部の小都市、スペンサー。人口は1 […]
2018年3月6日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫エッセイ(日本) 村松友視『アブサンの置土産』 愛猫アブサンの死から5年。 『アブサン物語』、『帰ってきたアブサン』の続編。 5年たっても、ムラマツ夫婦は、アブサンの死から抜け出せない。 アブサンの残影というか、余韻が、ふたりの上に色濃く残っている。 ム […]
2018年3月6日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 村松友視『帰ってきたアブサン』 村松氏はご自分を、別に「猫好き」ではないとおっしゃるが(笑)。 『アブサン物語』の続編。短いエッセイや小説が集めてある。 ・・・私は自分がいわゆる猫好きだと思ったことはなかった。 page22 どこが!(笑) なぜかこの […]
2018年3月6日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫エッセイ(日本) 村松友視『アブサン物語』 ベストセラーとなった、あまりに有名な猫エッセイ。 アブサンは、ある日突然村松家にやってきました。 正確には、ある人が子猫を拾い、村松氏が家に連れて帰ったのです。 アブサンという、ちょっと変わった名前は、その […]
2018年2月27日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫エッセイ(日本) 柿川鮎子『犬にまたたび 猫に骨』 動物病院の日常をライターが面白おかしく楽しく暴露。 柿川氏は現在は兵藤動物病院のマネージャーだが獣医師でもトリマーでもない。元々はジャーナリストだ。 だから動物病院での出来事を書いた本なのだが、あくまで普通 […]
2018年2月25日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 古典・伝承文学 仏典『菩提行経』 猫のように、音をたてず、目立たないように・・・。 仏教聖典は、経・律・論の三蔵に包括されます。 先に紹介した『楞伽経』は、経蔵に含まれますが、この『菩提行経』は、論蔵に含まれます。 論蔵には、膨大な数の仏典 […]
2018年2月25日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 古典・伝承文学 仏典『楞伽経』 古い仏典で見つけた「猫」という単語。 「仏教の経典に猫は出てこない」。 これは複数の書物で見た言葉です。 いずれも、猫研究では大家といわれる人々の本です。私は素直にそれを信じてきましたし、歴史的背景から見て […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫の戴冠』 光魚は絵の勉強を本格化。シータは失われた「我らが王都」の発見と再建に乗り出す! 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第5弾。 平凡な大学 […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫と調教師』 めくるめく禁断の愛に、ますます飲み込まれて行く光魚・・・ 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第4弾。中編2編です。 星川光魚は、庶民的 […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫の陰謀と純愛』 シータが人型四郎に変身して、猫思考のまま、光魚と一緒に大学に通う! 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第3弾。 ヒョウサイズの黒猫シー […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫のしつけ方』 光魚は、ついに、巨猫シータ(人型のときは四郎)のつがい相手として公認され!? 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第2弾。 平凡な男子大 […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫』 住み込みバイトでいった先にいたのは、ヒョウサイズの巨猫3頭!? 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第1弾。 主人公の名は、星川光魚(ほ […]
2018年2月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫エッセイ(日本) 村松友視、他『ネコ族の夜咄』 猫好きで知られた作家たちの対談集。 『アブサン物語』という猫ベストセラーを出した村松友視氏。 猫が出てくる小説やエッセイ集をいくつも書いている小池真理子氏。 『ねこはい』など猫のイラストで有名なイラストレーターの南伸坊氏 […]
2018年2月20日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 古典・伝承文学 紫式部『源氏物語』 (第一部の主人公光源氏が、第三部の主人公薫を抱く絵) . 猫は『源氏物語』では重要な”鍵”となる 日本が誇る世界の文学『源氏物語』にも猫は堂々登場する。 ご存じ全五十四帖の大長編。登場人物五百余名 […]
2018年2月20日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 古典・伝承文学 清少納言『枕草子』 (土佐光起筆「清少納言像」大雪の日、「少納言よ、香炉峯の雪は?」と中宮定子に問われて、立って御簾を巻き上げてみせた話は有名。) . 猫は天皇に溺愛されていた。 『枕草子』と猫、と言えば、まず思い浮かぶのが『命婦のおとど』 […]
2018年2月12日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 出久根達郎『猫も杓子も猫かぶり』 『猫の似づら絵師』シリーズ第3弾。 『猫にマタタビの旅』続編。 銀太郎は猫の似づら絵、つまり、猫の似顔絵を専門に描いている貧乏絵師である。 いくら悠長な江戸時代といっても猫の絵の注文がそうそうあるものではな […]
2018年2月12日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 出久根達郎『猫にマタタビの旅』 『猫の似づら絵師』の続編。 時は文政元年。 主な登場人物は3人。 猫の似顔絵を描いてなりわいとする銀太郎、26歳。 同い年で貧乏神売りの丹三郎。 風呂嫌いで物知りで、年中うどんをこねている謎の絵師、垢餓鬼源 […]
2018年2月12日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 出久根達郎『猫の似づら絵師』 猫の似顔絵専門の絵師の話。 江戸時代。 無一文になった二人の男がいた。 男達は、毎日饂飩(うどん)をこねている不思議な老人に拾われ、新しい仕事を始めた。 銀太郎は、猫の似づら絵師。 要するに、猫の似顔絵師だ。 「猫の似づ […]