2017年10月19日 / 最終更新日時 : 2022年9月30日 nekohon 獣医論・獣医さんのエッセイ ドクター・ヘリオットの『猫物語』 猫を思う気持ちに国境はにゃい。 ヘリオット先生はイギリスの獣医さんです。 のどかな田園地帯に住み、牛や馬などの大型の家畜を50年も診てきました。 勿論、イヌネコも診ます。 でもこの本は、獣医学の本ではありません。 先生の […]
2017年10月18日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫を知る(日本) ネコマニア・ラボ編著『これでネコと話ができる 73の大切なこと』 猫の気持ちをイラストでわかりやすく解説。 たとえば、レッスン1の「ネコ語を訳そう」を見てみると。 見開きの右側に猫の絵。 「ニャ nya」と、カタカナ表記、+ ローマ字表記、さらにローマ字にはアクセント記号 […]
2017年10月17日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫を知る(日本) 岩崎るりは『猫だって笑う』 写真満載の、楽しい一冊。 副題は、「100倍可愛くなる猫の教科書」。猫のことを本当によくご存知の方の本だと思いました。 「第一章 猫のファッション史」。 清少納言が愛した「背中は黒くてお腹が白い猫」は「十二 […]
2017年10月16日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫を知る(日本) 南部和也・南部美香『ネコともっと楽しく暮らす本』 キャットドクター夫婦が書いた、猫の為の本。 南部夫妻はどちらも獣医さん、それも、猫専門のキャットドクター。 アメリカはロサンジェルスのキャットホスピタルで勉強した猫の専門家です。 それだけに、猫のことが大変 […]
2017年10月16日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫を知る(日本) 加藤由子『うちの猫にかぎって』 副題:誰も知らないキャットおもしろ生態学。 「雨の日のネコはとことん眠い」とセットで読んで欲しい本。 この本のほうが、加藤さんの猫キチ・親ばか度がさらにアップして、まさに本のタイトル通りだ。 たとえば「猫は […]
2017年10月16日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫を知る(日本) 花輪莞爾『猫はほんとうに化けるのか』 学者が書いた、学者らしい猫本。 この本は、1990年に『猫鏡』の題で平凡社から出版されたあと、1997年に『猫学入門』に改題され小沢書店で出版された本の、文庫本化である。 読みながらまず感じたのは、これは非 […]
2017年10月13日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫を知る(海外) 『ブルース・フォーグル博士のわかりやすい「猫学」』 世界的に有名なフォーグル博士が猫を解説。 猫について総合的に書かれた、カラー写真満載の本。 骨格図などもありますが、文章とは無関係な、かわいい猫の写真も多く、比率でいえば、文章より写真の方がより広い面積をとっているイメー […]
2017年10月13日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 獣医学 『獣医からもらった薬がわかる本』 薬の名前が分からなくても探せるヒントまで。 こういう本が出版されるようになって、私としてはとても嬉しい。 内容は書名通り、獣医が犬猫に処方する薬についての本である。 人間用の同様の本は以前からあったし、うち […]
2017年10月13日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 獣医学 『もっともくわしいネコの病気百科』 ネコの病気に特化した解説書。 “もっともくわしい”と題するだけあって、一般飼い主が手に入れられるネコの医学書としては、もっとも詳しく書かれた本のひとつ。 さくいんを入れれば450pの厚さ。イメージ的には、多 […]
2017年10月13日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 獣医学 『イヌ+ネコ 家庭動物の医学大百科』 猫飼い主なら必携の本(犬飼い主も)。 本の縦横はいわゆる大学ノートサイズ、しかし、厚みは4センチもある。 755ページの大きくて重い本である。 本体価格3800円+消費税という価格だが、これ1冊あれば、イヌ […]
2017年10月11日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫を知る(日本) 北嶋廣敏『猫まるごと雑学事典』 猫のこんな話、知ってる? 題名通り、猫の雑学を集めた本。 第1章「猫は神様?それとも悪魔?」では、猫の歴史や言い伝え、猫の受難や猫股、招き猫、猫の効用、猫の民話、等々について書かれている。 猫と人間の関わり […]
2017年10月11日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫を知る(日本) 沼田朗『猫をよろこばせる本』 基本中の基本が網羅された本。 副題は「もっと仲良くなれる飼い方のコツ」 平成3年刊行「ネコなんでも交際学」を改題・加筆・再編集したもの。 内容は、猫に関する雑学集。 猫への接し方の、基本中の基本が網羅されて […]
2017年10月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫を知る(日本) ネコ大好き倶楽部編『雑学 ネコと気持ちが通じあうちょっとしたコツ』 まさに雑学集。 「猫ブーム」がはじまるずっと前に書かれた本だけど。 はっきり言ってこの本は「猫本は売れるらしい」と知ったライター達が、にわか猫知識をかき集め、一冊の本にまとめ上げたではないかと思う。 情報が […]
2017年10月11日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫を知る(日本) 武藤眞『「猫は三年の恩を三日で忘れる」は本当か?』 昔から伝わる諺を現代獣医学で説明すると? 猫と人間には、もはや、切っても切れぬ縁がある。 猫と同じ屋根の下で暮らしてきた人間達。 当然ながら、猫にまつわることわざ・俚言も多々産まれてきた。 それらのことわざ […]
2017年10月9日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫を知る(日本) 平岩米吉『猫の歴史と奇話』 「猫の本」の最高峰のひとつ。 平岩米吉氏といえば言わずと知れたイヌ研究の大権威。 その氏の猫本だが、すごいというべきか、流石というべきか。 学者でなければ書けない本。 とにかく、とんでもない数の資料だ。夏目 […]
2017年10月9日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫を知る(日本) 今村与志雄『猫談義 今と昔』 各国古典に精通した著者。 この本が大作であることは間違いないだろう。中国古典の猫文献を網羅しているのみならず、日本や西洋の古典もたびたび引き合いに出している。ものすごい読書量だ。しかも漢字を並べた中国文献を […]
2017年10月9日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫を知る(海外) トーマス『猫たちの隠された生活』 原題は「トラの部族」。 猫たちの、という和題だが、猫、つまりイエネコ種だけではなく、野生大型ネコ科についても多く語られている。原題は ”The Tribe of Tiger”、直訳す […]
2017年10月9日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 獣医学 石田卓夫『猫のエイズ』 猫のひとつの病気について、とことん書かれた本。 この本、ネコの由来に関する記述に少々疑問を感じる点があるが・・・・そのことは「ニムラブス(残念ながらHP閉鎖)」のコナさんも指摘されているから、私だけの疑問で […]
2017年10月8日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫を知る(日本) 木村喜久弥『ねこ』 昭和29年発行の猫本が今読んでも情報豊か。 私が持っている本は1973年版。今は改装版の1986年版が出ているらしい。 この本が最初に書かれたのは木村氏の自家限定版で昭和29年(1954年)。法政大学出版局 […]
2017年10月8日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 動物愛護・保護 『マイケル教えて!被災猫応援の教科書』 東日本大震災の、被災動物たちの悲劇は、まだ終わっていません。 タイトルこそ「マイケル教えて!」ですが、中身にマイケルは出てきません(汗)。 久しぶりにマイケルに会えると思ったのに残念。 さて。 前半、83ペ […]
2017年10月8日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫を知る(日本) 加藤由子『雨の日のネコはとことん眠い』 元祖:猫本バイブル。 猫好きのバイブルのような本。一時期は、仮にも猫好きを称して、加藤由子さんの名前を知らなかったらモグリとそしられても仕方ないだろう、ってくらいに有名な本だった。もちろん、今でも輝きは失っ […]
2017年10月8日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫を知る(海外) ウルリッヒ・クレヴァー『猫の本』 ドイツから来た猫の百科事典。 343ページ、27cm、9800円の大きな本だ。 カバーに書いてある “Encyclopedia Of The Cat” (=ネコの百科事典)の呼び名に […]
2017年9月25日 / 最終更新日時 : 2022年9月27日 nekohon 動物愛護・保護 ハロルド・ハーツォグ『ぼくらはそれでも肉を食う』 愛猫に「肉」を与える矛盾に悩んだ私が手に取った本。 まず、訳者解説から引用。 著者ハロルド・ハーツォグは、Anthrozoologyなる比較的新しい(そしていまだマイナーな)学問分野の騎手のひとりだ。この訳書では「人類動 […]