2018年6月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 風野真知雄『猫見酒』 「大江戸落語百景」。 それぞれ25ページほどの短編を十話集めたもの。「大江戸落語百景」の副題通り、いずれも江戸時代の庶民の生活を面白ろおかしく描いたもので、最後に落ちが付く。 猫が出てくるのは、『第七席 化 […]
2018年6月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 加納朋子『モノレールねこ』 猫好きの間で評価の高い『モノレールねこ』ほか。 短編集。うち、動物が出てくるのは、表題の「モノレールねこ」(猫)のほか、「パズルの中の犬」(犬)と「バルタン最期の日」(ザリガニ)。 「モノレールねこ」 なん […]
2018年5月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 神林長平『敵は海賊・海賊の敵』 『敵は海賊』シリーズ8作目。 今回は、ラジェンドラが語る形となっている。 ラジェンドラは、広域宇宙警察・海賊課に所属する宇宙フリゲート艦にして、超々高性能なコンピューターである。 機械といえば機械だけど、す […]
2018年5月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 神林長平『敵は海賊・短篇版』 『敵は海賊』シリーズ。 シリーズ初の、短編集。 敵は海賊 チーフ・バスターが、ラテルに、「デートしてこい」と命令した。 デートだから戦闘船ではなく、民間機で(!)火星ラカート港まで行って、ある女性の依頼を引 […]
2018年5月28日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 神林長平『敵は海賊・正義の眼』 『敵は海賊』シリーズ7作目。 約10年振りの新刊。 早速買って早速読んだ。 おなじみ、海賊課一級刑事のラテルと、その同僚で黒猫型異星人のアプロ。超A級フリゲート艦ラジェンドラ。脳天気な刑事、セバスチャン。幻 […]
2018年5月28日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 神林長平『敵は海賊・A級の敵』 『敵は海賊』シリーズ6作目。 新しいキャラクターが登場する。 セレスタン・エアカーン。アプロやラテルと同じく、海賊課一級刑事。大男で大食い。脳天気。うぬぼれ屋でおしゃべり。しかし射撃の腕は超一流。 それから […]
2018年5月28日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 神林長平『敵は海賊・海賊課の一日』 『敵は海賊』シリーズ5作目。 宇宙フリゲート艦・ラジェンドラは上機嫌だ。 定期徹底点検を受けたばかりだからだ。 全身、完璧に調整された。 黒猫型異星人・アプロの足型も洗い落とされた。 アプロが艦内に隠したお […]
2018年5月28日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 神林長平『敵は海賊・不敵な休暇』 『敵は海賊』シリーズ4作目。 なんとあのチーフ・バスターが、休暇を取ると言い出した! チーフ・バスターとは、海賊課のチーフ、ラテルやアプロたちの直属の上司である。 それも相当な長期休暇だ。88日間も休むとい […]
2018年5月28日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 神林長平『敵は海賊・海賊たちの憂鬱』 『敵は海賊』シリーズ3作目。 海賊たちにとってもっとも憂鬱なことといえば何だろうか? やはり、この世界が綺麗に浄化され正義だけが存在する世界となることではないだろうか? 正義の使者が現れる。 太陽圏連合の時 […]
2018年5月28日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 神林長平『敵は海賊・猫たちの饗宴』 『敵は海賊』シリーズ2作目。 大海賊ヨウメイの力は絶大だ。太陽圏を裏から支配している。表の世界でもまっとうな会社をいくつも持っているから、ヨウメイの力はますます安泰だ。ヨウメイに出来ないことはない。 となれ […]
2018年5月28日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 神林長平『敵は海賊・海賊版』 『敵は海賊』シリーズ。 ラテル・サトルは、広域宇宙警察・太陽圏・火星ダイモス基地所属の対宇宙海賊課・1級刑事である。 ラテルの愛鑑、というよりむしろ、パートナーは、ラジェンドラという名のフリゲート艦。対コン […]
2018年5月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 岡本綺堂『半七捕物帳』シリーズ 全6巻68話、テレビで有名な時代小説。 半七捕物帳といえば、推理小説集として、また江戸情緒ゆたかな時代小説として、とても人気の高いシリーズだろう。全部で68編。大正6年1月からおよそ20年にわたって「文芸倶 […]
2018年5月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 大原まり子『一人で歩いていった猫』 第6回ハヤカワ・SFコンテスト受賞作。 これはかつて「猫」と呼ばれた人間の物語である。 猫は比類無き知性に恵まれていたが、おおかた先祖は地球産の猫だったので、外見は直立二足歩行の化け猫といったところだった。 […]
2018年4月4日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 斉藤洋『ルドルフともだちひとりだち』 ルドルフ、ついに岐阜へ帰る決心をするが・・・ 続『ルドルフとイッパイアッテナ』。 野良猫のボス、イッパイアッテナ。 飼い猫のブッチー。 元は宿敵、今は仲良しのブルドッグ、デビル。 それから、黒い子猫、ルドル […]
2018年4月4日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 斉藤洋『ルドルフとイッパイアッテナ』 迷子の子猫ルドルフ、大猫イッパイアッテナに出合う。 ルドルフは、真っ黒な子猫。 小学生のリエちゃんと、リエちゃんのお父さんとお母さんと暮らしていました。 お隣のお姉さんとも仲良し。 お姉さんは、ロープウェイ […]
2018年3月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 薄井ゆうじ『天使猫のいる部屋』 電子猫とは?。 1996年、「たまごっち」が爆発的に流行した。1999年にアイボが市販された。この本は、それらの電子(機械)ペットを先取りする内容で、1991年に発表されている。 グラフィックデザイナーの「 […]
2018年3月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) クラフト・エヴィング商會プレゼンツ『猫』 井伏鱒二、大佛次郎、谷崎潤一郎、他。11人の作家たち。 一昔前の、まだ猫たちが自由に外を闊歩し、人と猫の関係がおおらかだった頃の作品を集めた短編集。 まだ私は生まれていなかった頃の話も多いのに、なぜかどれも […]
2018年3月6日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 村松友視『帰ってきたアブサン』 村松氏はご自分を、別に「猫好き」ではないとおっしゃるが(笑)。 『アブサン物語』の続編。短いエッセイや小説が集めてある。 ・・・私は自分がいわゆる猫好きだと思ったことはなかった。 page22 どこが!(笑) なぜかこの […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫の戴冠』 光魚は絵の勉強を本格化。シータは失われた「我らが王都」の発見と再建に乗り出す! 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第5弾。 平凡な大学 […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫と調教師』 めくるめく禁断の愛に、ますます飲み込まれて行く光魚・・・ 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第4弾。中編2編です。 星川光魚は、庶民的 […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫の陰謀と純愛』 シータが人型四郎に変身して、猫思考のまま、光魚と一緒に大学に通う! 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第3弾。 ヒョウサイズの黒猫シー […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫のしつけ方』 光魚は、ついに、巨猫シータ(人型のときは四郎)のつがい相手として公認され!? 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第2弾。 平凡な男子大 […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫』 住み込みバイトでいった先にいたのは、ヒョウサイズの巨猫3頭!? 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第1弾。 主人公の名は、星川光魚(ほ […]
2018年2月12日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 出久根達郎『猫も杓子も猫かぶり』 『猫の似づら絵師』シリーズ第3弾。 『猫にマタタビの旅』続編。 銀太郎は猫の似づら絵、つまり、猫の似顔絵を専門に描いている貧乏絵師である。 いくら悠長な江戸時代といっても猫の絵の注文がそうそうあるものではな […]
2018年2月12日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 出久根達郎『猫にマタタビの旅』 『猫の似づら絵師』の続編。 時は文政元年。 主な登場人物は3人。 猫の似顔絵を描いてなりわいとする銀太郎、26歳。 同い年で貧乏神売りの丹三郎。 風呂嫌いで物知りで、年中うどんをこねている謎の絵師、垢餓鬼源 […]