2018年7月6日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ 西村寿行『旅券のない犬』 遠い故郷を目指して、地球を横断していく犬。 紀州犬とは。 中型の日本犬である。 体高 ♂49-55cm、♀46-52cm。 体重 ♂118-20kg、♀15-17kg。 毛色は白色が人気だが、有色の犬もいる […]
2018年7月6日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ 西村寿行『老人と狩りをしない猟犬物語』 山奥の、あまりに厳しすぎる生活。 山奥の一軒家に、老猟師と、幼い孫と、一匹の猟犬(紀州犬)が住んでいた。 老人の一人息子は戦死していた。 その嫁、孫の母親は、巨熊に殺されていた。 残された孫は、老人の宝物だ […]
2018年7月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 辻真先『迷犬ルパンと三毛猫ホームズ』 あの三毛猫ホームズと迷犬ルパンが、合同調査を!? オペラの観客の目の前で、世紀の歌姫が殺された! そこに偶然居合わせたのは、ご存じ片山義太郎刑事。 名探偵・三毛猫ホームズの下僕、いや下働き、いや使い走り、い […]
2018年7月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ チャペック『チャペックの犬と猫のお話』 “ロボット”の名付け親による犬と猫のエッセイ。 チャペック(1890-1938)はチェコの作家。 伝記文学、純文学、SF,児童文学など活躍の幅は広いが、なんといっても ” […]
2018年7月1日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ 中野孝次『ハラスのいた日々』 犬という存在の大きさ。 この本は文句なしに傑作だと思うのである。猫随筆の代表が内田百閒著『ノラや』とすれば、犬随筆の代表はこの『ハラスのいた日々』をおいて他にないと思うのである。 著者が犬と暮らすことを決め […]
2018年6月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ ケイ『白い犬とワルツを』 妻を亡くした老人は・・・。 57年間連れ添ってきた妻が、死んだ。 心臓麻痺で苦しまずに逝けたのが幸いだった。 サム・ピークは家に独り残された。 脚が悪く、歩行器にすがってゆっくりと歩く。ビスケットの焼き方も […]
2018年6月21日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ 熊谷達也『漂泊の牙』 絶滅したはずのニホンオオカミか!? 凄惨な事件が起こった。主婦が、何かの動物に食い殺されたのである。 同じ頃、オオカミを目撃したという人間が複数現れた。主婦殺しの犯人はオオカミだという説が、地域住民や、マス […]
2018年6月12日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫マンガ 佐々木倫子『動物のお医者さん』 関西弁のミケと、ハスキー犬のチョビが大活躍。 大ヒットした動物マンガです。 顔は怖いけど心は優しいハスキー犬のチョビ、気が強くて喧嘩っ早い鶏のヒヨちゃん、いつも幸せそうなスナネズミたち、それから、北海道生まれなのになぜか […]
2018年6月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫マンガ ちくやまきよし画『獣医ドリトル』全20巻 作:夏緑。腕は超一流、でも金に汚くて態度も悪い? 大男、大型犬を軽々と担ぎ上げる。 大きくて高い鼻に、高慢な態度。 しばしば目つきが悪い(けど、人知れず、とろけそうに優しい目になることも)。 本名は「鳥取健 […]
2018年6月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon イヌ 波間信子『ハッピー!』 盲導犬ハッピーの感動マンガ。 香織は22歳の時、スキー事故で失明しました。 成人してからの失明。 人生これからという若さでの失明。 どれほどの絶望だったでしょうか。 それでも、白杖を握りしめて、香織は頑張っ […]
2018年6月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon イヌ 桑原眞二『山古志村のマリと三匹の子犬』 副題:『これは本当にあった物語です this story is based on the facts』。 著:桑原眞二(NPO法人ながおか生活情報交流ねっと)、絵:大野一興。 世の中におきるいろいろなことは たった二種類 […]
2018年6月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon イヌ 『生まれて初めて空をみた』 副題:『セラピー犬〈ゆき〉誕生物語』。 本来なら『カタカナの墓碑』の続編または姉妹編とうたうべき内容の本。なぜそう書いてないのかな? 日本の動物実験現場には、つい最近まで、動物福祉の考え方がなかった。実験動 […]
2018年6月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon イヌ 佐藤良夫『カタカナの墓碑』 実験動物たちが、すこしでも楽にすごせるように尽くした英国人女性。 佐藤氏は大阪大学医学部で40年近くという長期に渡って動物実験にたずさわってきた人である。 40年前の日本では、動物実験の現場はそれはひどかっ […]
2018年6月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon イヌ 北野玲『わたし、捨て犬と出会う』 イラスト・半井馨。 捨て犬と出会い、共に暮らすことを決めた15人の体験談です。 少し以前からネットの里親募集をご覧になっていらした方なら、「あ、あの子!」と思い当たる子が何頭かいるでしょう。 山梨多頭飼育崩 […]
2018年6月2日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon イヌ 香山リカ『イヌネコにしか心を開けない人たち』 マスコミでも人気の精神科医による本。 著者は精神科医。 幼少時代から、家の中には常にペットがいた。そして今もイヌ1匹ネコ5匹と暮らしている。 ひどいペットロスに苦しんだこともある。精神科医として、他人の心の […]
2018年6月2日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫を知る(日本) 戸川幸夫『イヌ・ネコ・ネズミ』 副題:『彼らはヒトとどう暮してきたか』。 イヌ・ネコ・ネズミの雑学集のような本。主に人や人間社会との関係について書かれている。 猫に関する記述は、5章分計60ページほど、プラス、「鼠と嫁さま」の章にも猫の話 […]
2018年5月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon イヌ 片野ゆか『愛犬王 平岩米吉伝』 日本一の犬キチの伝記。 平岩米吉といえば、日本の犬研究では間違いなく、第一人者だろう。 もしアナタが自称犬好きで、もし万が一にでも「平岩米吉」の名前を知らなかったなら、即、パソコンなんか閉じて本屋へ走りなさ […]
2018年5月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon イヌ 久能靖『川上犬物語』 ニホンオオカミの血をひくといわれるマタギ犬、川上犬。 私(管理人)が、川上犬に突然興味を持ったのは理由がある。 近所の人が犬を散歩させていた。 その子犬がただ者でないことは、遠目でもわかった。 まだほんの幼 […]
2018年5月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon イヌ 『しばわんこの和のこころ』シリーズ 川浦良枝著。柴犬と三毛猫が「和」を語る! 私が持っているのは、 『しばわんこの和のこころ』 『しばわんこの和のこころ2-四季の喜び-』 『しばわんこの和のこころ3-日々の愉しみ-』 の三冊です。他にも『~四 […]
2018年5月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon イヌ 中津川英明『イヌとネコの折り紙』 ひとつの基本折りから、いろいろな品種を。 紹介されているのは、イヌ編は柴犬、コリー、シベリアン・ハスキー、ウェルシュ・コーギー、ダックスフンド、ラブラドール・レトリバー。 ネコ編はペルシャ、ノルウェージャン […]
2018年3月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫を知る(日本) 『ペット用語事典 犬・猫編 (改訂版)』 読み物としても楽しめる用語事典。 犬1556語、猫1056語、ペット27語を収録したペット用語事典。 犬編、猫編、ペット編の3つに大別され、各編の語順はあいうえお順。 猫の「あ」の項を見てみると: アーモン […]
2018年2月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon イヌ みずしな孝之『いとしのムーコ』 フジテレビでも放映された犬マンガ。 ムーコ。柴犬。女の子。 遊び好きで、元気いっぱい! 自慢は、ピッカピカのお鼻。 特技は、毛布ピーッ(毛布を咥えて繊維を引っ張りだす) 好きなものは、こまつさん。 こまつさ […]
2018年2月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon イヌ 五味靖嘉『縄文柴犬ノート』 副題『正しい犬の見方・考え方』。 私事だが、2015年末、迷い犬を発見した。ガリガリに痩せ、尾も頭も低く垂らして、フラフラ歩いている。当地は、緯度標高のわりには、雪の多い山間地だ。12月後半から雪が積もり始め、年によって […]
2018年2月2日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon イヌ 鴨居羊子『のら犬のボケ・シッポのはえた天使たち』 『鴨居羊子コレクション2 のら犬・のら猫』収容。 『のら犬のボケ』 著者は犬が好きで好きで堪らない。それも、いわゆる、ごく普通の雑種犬たち。 マダムに抱かれた血統書付き小型犬なんてのは気に入らない。あんなの […]
2018年1月24日 / 最終更新日時 : 2019年4月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) ウィリス『犬は勘定に入れません』上・下 副題『あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎』。 最初は、ドタバタしているだけで、さっぱり訳が分からない、落ち着かないし状況もよく分からない、なんだこの小説は、なんて思いながら読んでいたが、読み進むうちにだ […]