2018年9月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 家畜、ペット 東ゆみこ『猫はなぜ絞首台に登ったか』 かつて、ヨーロッパでは、動物が人同様に裁判にかけられていた。 残虐なタイトルの本だが、内容はおどろおどろしいオカルトではない。現代神話学の本である。 この本では、十八世紀中葉のヨーロッパの事例を中心として、 […]
2018年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年1月12日 nekohon イヌ 山内昶『ヒトはなぜペットを食べないか』 犬肉に舌鼓をうつ人がいる一方、犬を我が子より愛する人がいる。 ドキッとするようなタイトルの本だ。が、しかし、ヒトが肉食獣であり、且つ、みずからの飢えをしのぐためなら何でも食べる地球上最強の雑食動物でもあることを考えれば、 […]
2018年8月17日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 動物愛護・保護 リューシュ編『現代の蛮行』 副題:『沈黙の叫び―――これが動物実験だ!』 【閲覧注意】の恐ろしすぎる内容、が、 これこそが現実だった・・・!!! 原題は”Vivisection is Scientific FRAUD […]
2018年8月4日 / 最終更新日時 : 2022年5月5日 nekohon イヌ バンサン『アンジュール ある犬の物語』 走り去る車の窓から投げ捨てられた犬は・・・。 写真集や絵画集、絵本などは、極力買わない主義の私ですが、この本は見た次の瞬間には何の迷いもなく買っていました。ウルウルの目をごまかすために目をバチバチしばたきながら。 鉛筆一 […]
2018年7月31日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ 渡辺眞子『捨て犬を救う街』 不幸な犬猫を1頭でも減らしたい!。 犬の話が中心だが、犬と暮らしている人はもちろん、猫と暮らしている人も、今は暮らしていないがいつか暮らしたい人も、犬猫と暮らしたくても暮らせない人も、そして、犬猫と暮らした […]
2018年6月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon イヌ 『生まれて初めて空をみた』 副題:『セラピー犬〈ゆき〉誕生物語』。 本来なら『カタカナの墓碑』の続編または姉妹編とうたうべき内容の本。なぜそう書いてないのかな? 日本の動物実験現場には、つい最近まで、動物福祉の考え方がなかった。実験動 […]
2018年6月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon イヌ 佐藤良夫『カタカナの墓碑』 実験動物たちが、すこしでも楽にすごせるように尽くした英国人女性。 佐藤氏は大阪大学医学部で40年近くという長期に渡って動物実験にたずさわってきた人である。 40年前の日本では、動物実験の現場はそれはひどかっ […]
2018年6月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon イヌ 北野玲『わたし、捨て犬と出会う』 イラスト・半井馨。 捨て犬と出会い、共に暮らすことを決めた15人の体験談です。 少し以前からネットの里親募集をご覧になっていらした方なら、「あ、あの子!」と思い当たる子が何頭かいるでしょう。 山梨多頭飼育崩 […]
2018年2月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 動物愛護・保護 ヘス『ボクを救ってください』 「だれかボクをほしいと言って」ペットたちの、哀しげな叫び声が・・・。 著者のヘス氏は、アメリカ・ニューヨーク州・コロンビア郡にある「コロンビア・グリーン愛護協会」でボランティアとして働いている。本職は美術関 […]
2018年2月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫エッセイ(日本) 坂崎幸之助『ネコロジー』 副題『ノラ猫トイとその仲間たちの物語』。 この本の一番の価値は、人気音楽グループ THE ALFEE のメンバーが書いたものだと言うことだろう。 スターが若い子達に与える影響は大きい。 猫保護活動なんて、毛 […]
2018年2月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon ◇その他の猫本 香取章子『犬と猫のための災害サバイバル』 いざというとき役立つ、我が子を守る方法。 大地震、洪水、噴火、台風、原子力事故・・・日本はいつどんな災害に見舞われるか分かりません。いざという時に慌てない為の本です。 有珠山噴火の時は、300匹以上の犬猫が […]
2018年1月21日 / 最終更新日時 : 2018年1月21日 nekohon 猫の児童文学・童話 池田まき子『地震の村で待っていた猫のチボとハル』 『山古志村で被災したペットたちの物語』。 2004年10月23日、新潟県中越地方を震源とする大地震が発生した。 川口町、震度7。小千谷市、山古志村、十日町市、震度6強。 犠牲者67名、負傷者約5千名、避難者 […]
2018年1月19日 / 最終更新日時 : 2018年1月19日 nekohon 猫エッセイ(日本) 児玉小枝『同伴避難』 副題『家族だから、ずっといっしょに・・・』。・・・新潟県、ありがとう!! 2011年3月11日午後2時46分。 国内観測史上最大、マグニチュード9.0の大地震。 大津波、大火災、原発事故。 犠牲者・行方不明 […]
2018年1月6日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon ◇その他の猫本 高野瀬順子『ペットのための遺言書・身上書のつくり方』 獣医師・越久田活子監修。 猫やペットを家族の一員として真に愛している人なら、誰でも一度は思うのではないだろうか。 もし自分に万が一のことがあったら、この子はどうなるのか、と。 若くても、健康でも、いつ何があ […]
2017年12月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 詩歌・短歌・川柳 森久紗『犬、ネコたちを捨てないで』 縁があったの 救わねば ならぬ。 縁があったの 救わねば ならぬ 徹夜だ 徹夜だ 天に祈って 村の 廃家に檻を置く page 12 この本は自由詩集です。 短歌に近い形ですが、五七五七七の字数にこだわって […]
2017年12月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 動物愛護・保護 阿部智子『動物たちの3.11』 副題『被災地動物支援ドキュメンタリー』。 読み始めるには、ものすごく、ものすごく、勇気が要りました。 私は被災していません。あの日の前も、あの日の後も、まったく同じ、平和な日々が続いています。 こんなに平穏 […]
2017年12月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 動物愛護・保護 山路徹と救出チーム編『ゴン太、ごめんね、もう大丈夫だよ!』 副題『福島第一原発半径20キロ圏以内 犬猫救出記』。 その昔。 アフリカで発生したといわれる人類が、はるばる日本の土地まで来て住み着き、文明を築き、国家を築き、土地に満ち溢れた。 以来、日本の国土は様々な災害に襲われてき […]
2017年12月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫写真集 中川こうじ『のらねこ。』 『外で暮らす猫の姿をありのままにとらえたフォトエッセイ』。 帯にはこう書いてある。 かわいいだけじゃない。 自由なだけじゃない。 かけがえのない命がここにある。 (中略) さまざまな過去を背負い 不確定な未 […]
2017年12月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 動物愛護・保護 吉田眞澄『ペットと暮らす』 ペット先進国、すごい!日本はまだまだ後進国(涙)。 ペット法学会副理事長という肩書きを持つ吉田眞澄氏の著作。 現代社会でのペット(コンパニオン・アニマル)との共生のあり方を、法学の知識を基に書いた本。 ペッ […]
2017年12月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 動物愛護・保護 浅井登美子『捨て猫を救う街』 副題:わたしは猫おばさん。 かなり頭に来る内容の本だ。 もちろん著者の事ではない。 無理解な登場人物達=猫嫌いたちに対して、である。 私は他人を、動物が嫌いだという、その事ゆえに責める気は毛頭無い。 誰だって好き嫌いはあ […]
2017年12月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon イヌ ゴンザレス/フライシャー『今日もまた猫たちを救う犬』 『猫たちを救う犬』の続編。 本がベストセラーになり、ジニーとゴンザレス氏はすっかり有名になった。 あちこちのイベントや学校などに招待され、時には講演を行った。 町を歩けば多くの人たち、とりわけ子供たちに「ジ […]
2017年12月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon イヌ ゴンザレス/フライシャー『猫たちを救う犬』 元保護犬が、今度は猫たちを救う! フィリップ・ゴンザレス氏は、何不自由ない生活を送っていた。 スチームパイプの熟練工として文句のない給料を得ながら、独身男らしく毎日を謳歌していたのだった。 ところが、ほんの […]
2017年11月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 動物愛護・保護 中川智保子『猫おばさんのねがい』 負けられない、やめられない。 10年間、野良猫に餌を運び続けた猫おばさんの切ない気持ちが本になりました。 本は、野良猫・三吉(さんちゃん)の目線から書かれています。 三吉はまだ若い頃、交通事故に遭って後ろ足を1本失ってし […]
2017年11月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 動物愛護・保護 杏有記『小さないのちはどこへ行く?』 副題:ペットを飼う人たちに知ってほしいこと。 杏さんは、はじめは何も知らなかった。 人間の身勝手さも、捨てられた子達の運命も。 飼い犬のヨークシャーテリアに当然のようにお産をさせ、幼い子犬のしっぽを当然のように断尾した。 […]
2017年11月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫の小説(日本) 揚羽猛『サラリーマン獣医 1000匹の犬と猫を救う』 面白楽しく読んでください。 皆さんは日本全国の動物病院で毎日行われている不妊手術の数と、動物管理事務所で毎日行われている殺処分の数は、どちらが多いかご存じだろうか。 なんと後者のほうが圧倒的に多いんだぜ。つ […]