2018年1月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 野生動物(世界) 増井光子『動物が好きだから』 動物とともに一生を暮らした、元動物園園長。 2010年7月13日、増井光子さんが、英国の病院で死去された。享年73歳。まだまだ活躍できる方、日本が必要とされている方だっただけに、とても残念だ。 増井さんは、 […]
2018年1月27日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫を知る(日本) 野澤謙『ネコの毛並み』 副題『毛色多型と分布』。 ネコには様々な毛色がある。うちにいる猫たちだけをとっても、茶トラ+白、シルバータービー+白、三毛、黒白と多彩だ。 それらの毛色はすべて遺伝子で決まる。 もう少し正確に言えば、10種 […]
2018年1月24日 / 最終更新日時 : 2019年4月27日 nekohon イヌ ウィリス『犬は勘定に入れません』上・下 副題『あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎』。 最初は、ドタバタしているだけで、さっぱり訳が分からない、落ち着かないし状況もよく分からない、なんだこの小説は、なんて思いながら読んでいたが、読み進むうちにだ […]
2018年1月19日 / 最終更新日時 : 2018年1月19日 nekohon 微生物、植物、その他生物全般 多様性生物学『蚊の不思議』 嫌われ者の蚊だけど。 蚊と付き合いのない日本人なんて、おそらくいない。私も勿論、生まれたときから、蚊には悩まされてきた。 にも関わらず、蚊については驚くほど無知だ。知っていることといえば、血を吸うのは雌で、 […]
2018年1月18日 / 最終更新日時 : 2018年1月18日 nekohon 獣医学 『改訂 獣医寄生虫学・寄生虫病学』 『1 総論/原虫』、『2 蠕虫、他』。 どっしりと大きくて分厚い、2冊一組の本。 実に詳細で嬉しくなってしまう。 安い本ではないけれど、それだけの価値は十分にある。 一般受けする本とは思えないが、動物医療関 […]
2018年1月18日 / 最終更新日時 : 2018年1月18日 nekohon 獣医学 トニー・ハート『恐怖の病原体図鑑』 副題:『ウイルス・細菌・真菌完全ビジュアルガイド』。 ウイルス、細菌、真菌(カビ)、原虫。 と聞いただけで「イヤ~~~!」を耳をふさいでしまう人もいるかもしれない。 が、彼らだって地球の住民であり、彼らだっ […]
2018年1月13日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 野生ネコ科の図鑑 動物百科『動物の狩りの百科』 ライオンなど猛獣類から、イヌワシ、アリジゴク、テッポウウオ、チンパンジーまで。 多伎他種類にわたる54種の生き物たちの狩りの仕方が、写真入りで説明されています。 これほど「狩り」だけに的をしぼった図鑑はめず […]
2018年1月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 野生ネコ科を知る シャラー『ライオン、忍び寄る黄金の影』 ライオン他アフリカの野生動物研究の古典的名著。 今や日本でも、セレンゲティ・ナショナルパークはすっかり有名になった。 タンザニアにある野生動物の宝庫として。 本著によると、セレンゲティに最初のヨーロッパ人が […]
2018年1月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 井上ひさし『ドン松五郎の生活』 夏目漱石の名著『吾輩は猫である』の犬版?。 本はこうはじまる。 なんでも人間属の世界には、夏目漱石という大へんな文豪がいて、彼には『吾輩は猫である』なる表題の、戯文調の小説があるそうだ。戯文仕立てとはいえ、 […]
2018年1月6日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon イヌ 坂本徹也『ペットの命を守る』 副題『いまからでも遅くない 病魔からこう救え!』。 最初に一言ちょこっと文句を。 この本は「ペット」と題されているけれど、内容は犬のことしか書いてない。 犬だけを対象とするなら題名も正しく「犬の命を守る」と書いて欲しかっ […]
2018年1月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 恐竜、古代生物 飛鳥昭雄『恐竜は哺乳類だった!』 副題『くつがえる科学の定説』。 NHKスペシャル『恐竜VSほ乳類-1億5千万年の戦い』を紹介したので、あわせてこの本も(^_^;) というのも、この本の中でなんどか上記NHK恐竜について触れているから。 ま […]
2017年12月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon イヌ 藤田紘一郎『誰も知らなかった ヒトとイヌと寄生虫の愉快な関係』 寄生虫博士の医学エッセイ。ヒトのしあわせ、イヌのしあわせ。 『ドッグワールド』誌に連載された人気エッセイをまとめた本。 なので、イヌと、イヌの寄生虫が中心。猫は「イヌやネコに・・・」「ネコにも・・・」という […]
2017年12月21日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 獣医学 『犬と猫の寄生虫図鑑ー診断と治療ー』 アメリカから来た、徹底的に実践重視なオールカラー寄生虫図鑑。 監訳者の序文に書かれている文章が、この本の内容を最も的確かつ簡潔に説明していると思うので、引用。 寄生虫の分類や生物学的記述は極力抑えて、適切な […]
2017年12月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon イヌ ゴンザレス/フライシャー『今日もまた猫たちを救う犬』 『猫たちを救う犬』の続編。 本がベストセラーになり、ジニーとゴンザレス氏はすっかり有名になった。 あちこちのイベントや学校などに招待され、時には講演を行った。 町を歩けば多くの人たち、とりわけ子供たちに「ジ […]
2017年12月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon イヌ ゴンザレス/フライシャー『猫たちを救う犬』 元保護犬が、今度は猫たちを救う! フィリップ・ゴンザレス氏は、何不自由ない生活を送っていた。 スチームパイプの熟練工として文句のない給料を得ながら、独身男らしく毎日を謳歌していたのだった。 ところが、ほんの […]
2017年12月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 柳広司『シートン(探偵)動物記』 シートン動物記にはウラがあった!?。 おなじみの手法から始まる。 探偵が、並はずれた観察眼で、訪問者自身の事を次々と的中させて驚かせるという、古典的導入部である。 探偵役はシートン。あの動物記で有名な、アー […]
2017年11月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon ◇一般の本 吉田金彦編『語源辞典 動物編』 う~~ん・・・。 生き物の名前の由来を説明した辞書。 あざらし、あしか、あなぐま、いたち、犬・・・と始まって、全部で690語。 昔の人々が、その動物をどう見ていたか想像でき、遠い古代に想いをよせる楽しさがあ […]
2017年11月25日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 想像上の動物、UMAなど シュテュンプケ『鼻行類』 副題:新しく発見された哺乳類の構造と生活。 まず最初に断っておきます。 鼻行類などという生物は存在しません! このことをしっかり頭に入れてからこの本をお読み下さい。 そうしないと、あなたは必ず混乱し、すっか […]
2017年11月25日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon その他(野生ネコ科) 非日常実用講座2『ライオンの飼い方』 副題:猛獣・海獣・珍獣・巨獣といっしょに暮らす!!。 私の子どものころの夢は、大型ネコ科と一緒に暮らすことだった。 さすがにライオンは大きすぎると思ったが、チーターならなんとかなるだろうと信じていた。小学校 […]
2017年11月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 図鑑、百科 今泉忠明『猛毒動物の百科』 毒のある動物は、意外と身近にも生息している。 この本は「動物化学兵器の百科」である。 人間が使うよりずっと昔から、自然界では化学兵器が使われていた。 その種類は豊富で、使用法も豊富だ。 獲物を捕るのと、身を […]
2017年11月21日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 野生動物(世界) メルヴィル『白鯨』 コーヒーで有名な「スターバック」の由来となった本。 最近、「捕鯨」という文字をよく目にする。2014年3月31日、オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)で、日本が敗訴したからだ。 日本は、南極海での「調 […]
2017年11月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon イヌ 北浦清人『幸せをつかんだ犬たち』 保護しなければならない犬がいなくなる日を夢見て。 北浦清人氏は、(社)日本動物福祉協会会員で、Yokohama Dog Rescue代表。 北浦氏といえば、私にとっては雲の上の存在のようなものだった。動物愛 […]
2017年11月12日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 家畜、ペット オバタカズユキ『ペットまみれの人生』 210種もの生き物を飼育した著者! ネコは1章分6ページしか出てこないケド。 しかし、とてつもない数の動物達と実際に生活を共にした作者ならではのエピソードが色々楽しいのだ。 ハムスターなどは総計300匹(30匹ではない! […]
2017年11月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 微生物、植物、その他生物全般 江原昭三:編『ダニのはなしI・II』 ダニって、人間に有益な品種のほうが圧倒的に多い。 ダニについての論文を集めた本。 世間におけるダニの評判はどうも芳しくない。 忌み嫌われている、といってよい存在だ。 が、たかがダニ、と馬鹿にする事無かれ。 […]
2017年11月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 恐竜、古代生物 実吉達郎『本当にいた不思議な生き物』 「サーベルタイガーとマンモスはどちらが強かったか」再編集・改題→「古代猛獣たちのサイエンス」再編集・改題。 昔、『サーベルタイガーとマンモスはどちらが強かったか 古代猛獣たちのサイエンス』(1990年発行)という単行本を […]