2024年8月24日 / 最終更新日時 : 2024年8月24日 nekohon 動物の映画・DVD 映画『野生の呼び声(THE CALL OF THE WILD)』。 ディズニー2020年制作、ハリソン・フォード主演。 ストーリー 暖かいカリフォルニア州で、判事の愛犬としてわがままいっぱいに暮らしていた大きな犬。それがバックだった。 が、北部で金が発見されると、一攫千金を狙う人々が争っ […]
2024年8月24日 / 最終更新日時 : 2024年8月24日 nekohon イヌ ジャック・ロンドン『荒野の呼び声』 別訳『野生の呼び声』とも。動物文学界の名作。1903年発表。 ストーリー バックはアメリカの南部で生まれ育った犬だった。父犬はセントバーナード、母犬はスコットランド産のシェパード。140ポンド(63.5kg)の堂々たる体 […]
2024年8月24日 / 最終更新日時 : 2024年8月24日 nekohon イヌ ジャック・ロンドン『白い牙』 1/4だけ犬の血を持つオオカミの、壮絶な愛と戦い。 世界中で愛されている名作。120年たっても色あせないどころか、令和の今、ますます魅力的を増してきたようにさえ思えます。 ストーリー 父親は片目の老オオカミ。母親はオオカ […]
2022年10月20日 / 最終更新日時 : 2022年10月20日 nekohon イヌ 川西玲子『戦時下の日本犬』 かつて、日本犬は絶滅寸前だった。 あらすじ 明治維新後、洋犬がどっと日本に流入して在来犬と混血した。また日本人も舶来ものを好み、在来犬を「駄犬」として尊重しなかった。結果、みるみる日本犬が減っていった。 あわや日本犬が絶 […]
2021年1月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon イヌ ビートたけし『ゴンちゃん、またね。』 冴えない男と愛犬の、笑いと涙の物語。 みんな、一人で生れて一人で死ぬ。だから今は一緒にいよう。帯 なんて帯にはかいてありますし、タイトルもいかにもそれっぽいので、ゴンちゃんという犬が死んでしまう話かと思って […]
2019年11月10日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫マンガ 竜山さゆり『うちの犬が子ネコ拾いました。』1・2 精悍な大型犬が、子猫のきょうだいを拾っちゃって、さあ大変!? ペリタスは、ある作家の家で飼われている大型犬。しつけ完璧、きりりと引き締まったボディラインはオオカミのように精悍。 だけど、見かけによらず(?) […]
2019年9月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫マンガ 谷口ジロー『犬を飼う そして・・・猫を飼う』 動物を飼うという現実。 『「坊ちゃん」の時代』や『狼王ロボ』等シートン動物誌などのマンガで知られる漫画家の谷口ジロー氏の、犬や猫のマンガ5作品と、エッセイを集めた一冊。 犬を飼う 著者の実体験に基づいたマン […]
2019年3月8日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon イヌ 米原万里『終生ヒトのオスは飼わず』 『ヒトのオスは飼わないの?』の続編。 二部構成となっています。 第一部 ヒトのオスは飼わないの? 『ヒトのオスは飼わないの?』は、1998年から雑誌に連載され、2001年にまず単行本として出版されました。第 […]
2019年3月8日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon イヌ 米原万里『ヒトのオスは飼わないの?』 「春風献上。風の中に、ネコの毛たっぷり、 ・・・ヒトの毛少々、それに赤茶のイヌの毛二~三本、混じっているかもしれません。」 page9 なんて文章を、年頭のあいさつとして年賀状に書くような猫好き犬好き、それ […]
2018年9月25日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon イヌ kaisei『ある犬のおはなし』 殺処分ゼロを願って。『この子たちは「モノ」ではありません』 一匹の犬。 ラブラドルレトリーバーでしょうか? 子犬の時に、ある人の家族となりました。 「かわいいね」といってもらえました。 何も知らないぼくに […]
2018年9月16日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 動物の映画・DVD 映画『ターナー&フーチ すてきな相棒』 世界一ブサイクな犬の映画。 ターナー・スコット捜査官。 田舎町の一軒家に一人暮らし。 潔癖症で几帳面。 キチキチに片付けられた室内、シミひとつない冷蔵庫、ぴかぴかに磨かれた靴。 愛車の中にはハンディ掃除機を […]
2018年9月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 動物の映画・DVD 映画『ひまわりと子犬の7日間』 保健所職員の苦悩がよく描かれた映画。 日本は、今現在、狂犬病に汚染されていない、世界でも数少ない国のひとつである。狂犬病を撲滅できた国は、日本のほかは、英国、アイルランド、アイスランド、北欧3国、オーストラ […]
2018年8月17日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ 米田一彦『クマ追い犬タロ』 クマと本気で対峙できる犬を育てるには?。 著者の米田さんはクマ研究家として有名な方だ。私も氏のクマ本を何冊も持っている。奥山を実際に歩き回り数多くのクマ達と接してきた方なので、どの本もすごく実践的で面白い。 […]
2018年8月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の映画・DVD 映画『奇跡の旅』 猫と犬たちがカナダの大山脈を越えていく。 シーラ・バーンフォード『三匹荒野を行く』原作、ウォルト・ディズニー製作の映画『三匹荒野を行く』映画(1963年)のリメイク版。 サッシーはヒマラヤン。気高く、少々気 […]
2018年8月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の映画・DVD 映画『三匹荒野を行く』 動物映画界の不朽の名作。 ハンター家には、愛らしい家族がいた。 ハンター氏の忠犬、ラブラドル・レトリーバーのルーア。優秀な猟犬である。 女の子の愛猫、シャムネコのテーオ。猫らしい気品と気高さにあふれている。 […]
2018年8月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ バーンフォード『三匹荒野を行く』 猫と犬達が、400kmの大冒険。 カナダのハンター家には3頭の動物達がいた。 タオは、エリザベスの愛猫。しなやかで美しいシャムネコで、狩りが得意。 ボジャーは、ピーターが物心つく前から一緒に育ったイングリッ […]
2018年8月4日 / 最終更新日時 : 2022年5月5日 nekohon イヌ バンサン『アンジュール ある犬の物語』 走り去る車の窓から投げ捨てられた犬は・・・。 写真集や絵画集、絵本などは、極力買わない主義の私ですが、この本は見た次の瞬間には何の迷いもなく買っていました。ウルウルの目をごまかすために目をバチバチしばたきながら。 鉛筆一 […]
2018年7月31日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ 渡辺眞子『捨て犬を救う街』 不幸な犬猫を1頭でも減らしたい!。 犬の話が中心だが、犬と暮らしている人はもちろん、猫と暮らしている人も、今は暮らしていないがいつか暮らしたい人も、犬猫と暮らしたくても暮らせない人も、そして、犬猫と暮らした […]
2018年7月8日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ 灰谷健次郎『ろくべえ まってろよ』 児童文学短編集。 児童文学で有名な灰谷健次郎の作品集。 文庫本なので、漢字にルビはふってありませんが。 「ろくべえ まってろよ」 犬のろくべえが、穴に落ちてしまいました。 深くてまっくらな穴です。 1年生の […]
2018年7月6日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ 乃南アサ『凍える牙』 1996年直木賞受賞作品。 さすが受賞するだけのことはある。文句なしに面白い。テレビドラマにもなった。韓国で映画化もされた。それだけのことはあると思う。 冒頭は衝撃的ではあるけど、全編を流れている主流は心理劇である。 ド […]
2018年7月6日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ 西村寿行『旅券のない犬』 遠い故郷を目指して、地球を横断していく犬。 紀州犬とは。 中型の日本犬である。 体高 ♂49-55cm、♀46-52cm。 体重 ♂118-20kg、♀15-17kg。 毛色は白色が人気だが、有色の犬もいる […]
2018年7月6日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ 西村寿行『老人と狩りをしない猟犬物語』 山奥の、あまりに厳しすぎる生活。 山奥の一軒家に、老猟師と、幼い孫と、一匹の猟犬(紀州犬)が住んでいた。 老人の一人息子は戦死していた。 その嫁、孫の母親は、巨熊に殺されていた。 残された孫は、老人の宝物だ […]
2018年7月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 辻真先『迷犬ルパンと三毛猫ホームズ』 あの三毛猫ホームズと迷犬ルパンが、合同調査を!? オペラの観客の目の前で、世紀の歌姫が殺された! そこに偶然居合わせたのは、ご存じ片山義太郎刑事。 名探偵・三毛猫ホームズの下僕、いや下働き、いや使い走り、い […]
2018年7月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ チャペック『チャペックの犬と猫のお話』 “ロボット”の名付け親による犬と猫のエッセイ。 チャペック(1890-1938)はチェコの作家。 伝記文学、純文学、SF,児童文学など活躍の幅は広いが、なんといっても ” […]
2018年7月1日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ 中野孝次『ハラスのいた日々』 犬という存在の大きさ。 この本は文句なしに傑作だと思うのである。猫随筆の代表が内田百閒著『ノラや』とすれば、犬随筆の代表はこの『ハラスのいた日々』をおいて他にないと思うのである。 著者が犬と暮らすことを決め […]